1990年代フィルムカメラブームの中でも流通が非常に少なかった AREMAC（アレマック）2WAY A-306CII。

当時の主流はフラッシュ付きや大手メーカー品でしたが、AREMACは“パノラマ切替”に特化したユニークな路線を選んだブランド。結果として販売数は少なく、現存個体もほとんど市場に出回りません。

「マイナーでありながら今となっては逆に希少」という、コレクターやフィルム愛好家が探している一本です。

このカメラが登場した1990年代、まだデジタルカメラは一般的ではなく、
「フィルムで撮る」ことが当たり前の時代でした。

その中でも「パノラマ撮影」機能は先進的で、旅行雑誌や写真集で広がるワイドな風景に憧れ、
「自分でも撮ってみたい！」と胸を躍らせた人も多かったはずです。

今ではスマホでもワイド撮影は可能ですが、
フィルムならではの“予想できない色合い”や“余白の美学”は、
デジタルでは味わえない特別なもの。

90年代の空気をそのまま手に取り、
「今」にリンクさせて使えるのが、このAREMAC（アレマック）の最大の魅力です。

こちらはとても軽量なので持っていることを忘れてしまう心配すらあります。
くれぐれもご注意ください！


◼️『AREMAC（アレマック）とは？』
AREMACは、1990年代から2000年代初頭にかけて登場した中国製のカメラブランドです。
日本では流通が少なく、綺麗な状態のものは特に希少な存在です。

・商品特性
A-306CII 2WAYのようなモデルは、固定焦点（フリー・フォーカス）で、操作がとてもシンプル。派手な機能は省いた、必要最低限のシンプルミニマルな仕様がウリです。

・パノラマ機能
一部モデルでは、フィルムの横幅を狭めてパノラマ撮影が可能なモードを持っており、A-306CIIもそのタイプです。

・構造・デザイン
プラスチック製の軽量ボディで、ネオンカラーやシンプルなブラック、黄色など色バリエーションがあるモデルもありました。手のひらサイズの可愛さが魅力です。

・希少性
海外では新品も時折見かけますが、国内では出品が非常に少ないため「持っている／持ちたい」撮り手にとっては希少価値が高いです。


◼️商品詳細
標準／パノラマ 2WAY切替（上面スイッチで簡単操作）
35mmフィルム対応（一般的に現像可能な規格）
フリー・フォーカス（固定焦点） → ピント合わせ不要で簡単撮影
電池不要設計 → フラッシュなし、明るい屋外撮影に最適
スライド式レンズカバー内蔵（キャップは不要の構造です）
サイズ：本体 11.3 × 7 × 3.5cm
外箱 13 × 8.5 × 5.5cm

◼️状態（自然光にて撮影）
動作確認済み：シャッター・巻き上げ・カウンター・切替スイッチすべて正常
外観：全体的に綺麗
内部：フィルム室・レンズともにクリアで良好
ストラップ：金属パーツ部分に少々劣化あり
付属品：元箱・説明書・保証書あり（経年による日焼けあり／写真をご確認ください）


◼️使い方（初心者にも安心）
1.背面カバーを開けてフィルムをセット
2.巻き上げホイールでフィルムを送る
3.上面スイッチで「STANDARD／PANORAMA」を選択
4.レンズカバーをスライド → 撮影準備完了
5.赤いシャッターボタンを押して撮影
6.撮影後はフィルムを巻き戻して取り出し、現像へ

※フラッシュは搭載されていないため、屋外の日中撮影がおすすめです。

◼️おすすめシーン
・旅行先の風景をパノラマでダイナミックに残す
・街スナップでレトロな写真を楽しむ
・インテリアとして飾り、お部屋のアクセントに
・コレクションアイテムとしても魅力的


◼️発送・注意事項
・24時間以内に発送いたします。
・返品・交換はお受けできません。
・現状品としての出品となりますので、神経質な方はご遠慮ください。


「CAMERA」を逆から読んでAREMAC。シンプルすぎて、逆にセンスあるブランド名。
最後にそこもちょっと面白い。
これがホントのトイカメラ

1980〜90年代の大手メーカーが覇権を握っていた時代、スーパーや量販店に並んでいた“セカンドカメラ”。
でも今となっては、流通数が少なく市場でもほとんど見かけない、知る人ぞ知るマイナーブランド。

「2WAY」や「PANORAMA」といった当時は先進的だった機能、
ちょっとクセのあるモデル名、ロモグラフィーやトイカメラ文化の文脈で見直すと、むしろ今の時代にピッタリなフィルムコンパクトカメラ。

ちょっとおもしろい、ちょっとなにか違う、誰も気づいてないものを選ぶセンス、それも一つの選ぶ理由。
AREMAC（アレマック）は、90年代フィルムカルチャーの裏面史を物語るレアピースです。
状態も良いのは珍しいと思うのでこの機会にぜひ。


最後までご覧いただきありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。