こちらは、2005年10月に発行されたK-1公式ムック『K-1 WORLD MAX COMPLETE BOOK』です。

テレビのゴールデンタイムに格闘技が放送され、
日本中がリング上の一撃に息を呑んでいたあの時代。
K-1 WORLD MAXは“格闘技＝エンターテインメント”を完成させた舞台でした。
魔裟斗、山本“KID”徳郁、須藤元気、ブアカーオ・ポー・プラムック──
彼らが交錯したこの中量級トーナメントは、単なる試合ではなく「時代そのもの」を象徴していました。

本書は、そんなK-1黄金期の熱狂を公式編集部が総括した唯一の完全記録集です。
アスリートの肉体と精神を切り取った写真群、戦績データ、インタビュー、
そして“勝者と敗者のリアル”を克明に収めた一冊。
今読むと、ここにあるすべてが現代格闘技の原点であることがよくわかります。

【書籍概要】
・発行：K-1 OFFICIAL
・発売日：2005年10月11日（初版第1刷）
・定価：1,700円＋税
・ISBN：4-8356-1570-0
・ページ数：約112ページ
・判型：A4変形（縦約30cm × 横約21cm）
・仕様：全編ビジュアル構成（カラー／モノクロ混在）


【主な掲載内容】
◼️K-1 WORLD MAXとは何か
・70kg級ルールの意義と、その国際的背景を解説

◼️K-1 WORLD MAX 2005 世界一決定トーナメント
・魔裟斗、ブアカーオ、小比類巻らによる激闘をプレイバック

◼️選手特集＆インタビュー
・魔裟斗
・山本“KID”徳郁
・須藤元気
・ブアカーオ・ポー・プラムック
・アルバート・クラウス
・小比類巻貴之
・アンディ・サワー
・武田幸三
・安廣一哉
・セルカン・イルマッツ
・マイク・ザンビディス
・ジョン・ウェイン・パー
・村浜武洋／佐藤嘉洋

◼️大会データ
・K-1 MAX大会結果・トーナメント表
・ファイター戦績データ

【誌面構成の特徴】
・リング上の攻防を克明に記録した連続写真
・控室・入場・試合直後の表情まで追ったドキュメント構成
・山本“KID”徳郁・須藤元気の個人特集は大型ビジュアルで展開
・魔裟斗とブアカーオの両雄対比、国際化の波を象徴する構成


2000年代半ばのK-1 WORLD MAXは、日本の格闘技が世界のステージに立った瞬間でした。
魔裟斗の完成されたファイトスタイル、KIDのスピードと爆発力、須藤元気の知性と演出力。
それぞれが“個性と戦略”を持ち込み、後のRIZIN、KNOCK OUT、RISEといった現在の興行文化に直結していきます。

この本に収められた試合写真やコメントのひとつひとつが、
いま見ても色褪せず、「格闘技とは何か」を問いかけてくる。
まさに、K-1が築いた「日本格闘技の黄金期」の記録です。

【コンディション】
・表紙上部に軽い折れ跡あり
・背角にスレ・小キズあり
・中ページは良好（破れ・書き込み・ヤケなし）
・総評：やや使用感あり／中面きれいな良好コンディション

【発送について】
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