こちらは、英『VOGUE（ヴォーグ）』誌が監修したデザイナー評伝シリーズ〈VOGUE ON〉の日本語版、
『VOGUE ON アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）』です。

アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen, 1969–2010）は、
1990〜2000年代のロンドンモードを象徴するデザイナー。
ヴィヴィアン・ウエストウッド以降の“英国的アヴァンギャルド”を再構築し、
伝統的テーラリングの技巧と、暴力性・官能・死生観を融合させた挑発的なコレクションで知られます。

本書では、英VOGUE編集者クロエ・フォックス（Chloe Fox）が、
その生涯と作品を「現場の証言」と豊富なアーカイブ写真で辿ります。
マックイーンがいかにして“ファッションを芸術へと昇華”させたかを、
当時のモード誌編集部の目線からリアルに記録した一冊です。

「ルールを壊すためには、そのルールを知らなくてはならない」
— アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）

◼️書誌情報
・書名：VOGUE ON アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）
・著者：クロエ・フォックス（Chloe Fox）
・訳者：山崎恵理子
・発行：ガイアブックス（GAIA BOOKS）
・発売：産調出版株式会社
・発行日：2013年2月15日
・ISBN：978-4-88282-857-0
・定価：本体2,400円＋税
・ページ数：158ページ
・サイズ：縦21.8cm × 横17cm × 厚さ2.3cm
・仕様：ハードカバー／帯付き

◼️内容紹介
VOGUE編集者の視点で、マックイーンの全キャリアを4章構成で描き出します。

・第1章：ファッション界の異端児
　仕立屋の見習いからセント・マーチンズ卒業まで。若き日の反骨と美意識の原点。

・第2章：好きでも嫌いでも、忘れられないデザイナー
　“Highland Rape（ハイランド・レイプ）”など衝撃的な初期コレクションの舞台裏。挑発と批評の関係を深掘り。

・第3章：挑戦者として頂点へ（ジバンシィ時代）
　フランスの老舗〈Givenchy〉での挑戦。伝統と反逆を融合する創造のプロセスを記録。

・第4章：ビジョンを持つアーティスト
　自身のブランド〈Alexander McQueen〉の完成期。
　「VOSS」「Plato’s Atlantis」など伝説的ショーを再構成。
　彼が“美と恐怖の狭間”に見たものが、丁寧に綴られています。

ヴィジュアル面でも、英VOGUEの貴重なフォトアーカイブを多数掲載。
デザイナー史研究・ファッション教育資料としても価値ある内容です。

◼️コンディション
・帯付き／カバー良好（スレあり、破れ・退色なし）
・外観サイド下部縁に黒い汚れ1箇所あり（米粒程度）
・天・小口に軽い経年感あり
・本文は折れ・書き込みなし
・全体的に保存状態良好です
詳細は画像にてご判断ください。


◼️発送について
24時間以内に発送いたします。
防水・緩衝材梱包にて丁寧にお届けします。

◼️注意事項
返品・交換不可（すり替え防止のため）